
熊本市中央区は8月23日、オンライン形式で防災について学ぶイベント「おうち防災運動会」を開催する。
ビデオチャット機能を活用し、遊び感覚で防災知識を身につけられるのが特徴。場所や人数を問わず参加でき、中央区在住で安定したインターネット環境と簡単なパソコン操作が可能な人を対象とする。「自助・共助」の重要性や災害時の備えを学ぶことを目的に企画した。
プログラムは3種目で構成。第1種目は、防災の観点から誤りを探す「防災間違い探しオンライン」。第2種目は、制限時間内に家庭内で非常食を探す「非常食探索トライアル」。第3種目は、災害時に必要なアイテムをジェスチャーで伝える「避難所ジェスチャーゲーム」で、チームワークや共助の大切さを体験できる。
中央区総務企画課の久森美月さんは「子どもから大人まで楽しめる内容。家族で防災を考えるきっかけにしてほしい」と参加を呼びかける。
開催時間は10時~12時。参加無料。定員は80組(事前予約制)。