
九州産業大学プロレス研究部の創立40周年を記念したイベント「第1回 伴緑舎(はんえんしゃ)フェスティバル くまもとスマイル祭」が9月27日、熊本駅前アミュ広場(熊本市西区春日2)で開かれる。
1985(昭和60)年に発足した同部は、地域イベントや熊本地震復興支援など、プロレスを通じた社会貢献活動を続けてきた。これまでに20人を超えるプロレスラーを輩出。同大学出身でタレントの松村邦洋さんもプロレス愛好家として知られている。8月31日には第1弾となる記念大会を福岡の同大学で開催し、今回は第2弾として熊本で行う。
テーマは「立ち上がれ!笑顔のチカラで」。現役学生とOBによる試合をはじめ、首都圏近郊で活動する社会人プロレス団体「CWP」や、学生プロレス出身者中心のアマチュア団体「AZW」も参戦し、2部構成で計7試合を行う。
1部と2部の間には、40歳で「電撃性紫斑病」を発症し両脚と両手の指を切断しながらも義足でマラソンに挑み続ける横田久世さんが「人生のリングに上がれ」をテーマに講演する。
出場予定のデストラD選手は「大人になり切れていないOBと、現役学生の熱気ある試合は見応えがある。子どもから大人まで楽しめる企画なので、気軽に足を運んでもらえれば」と呼びかける。
開催時間は1部=11時~12時30分、2部=14時~16時。観戦無料。