
花材展示会「OCT COLLECTION~花材と感性の展示会~」が9月23日・24日、カリーノMSビル(熊本市中央区魚屋町2)で開催された。主催は、花の制作販売や装飾プロデュースを行う「花織部」(熊本市東区湖東3)で、熊本では初開催。
「花と人、人と花をつなぐ」をテーマに、造花メーカーや花器メーカー、雑貨メーカーなどが出展。会場には造花やフラワーギフト、インテリア雑貨などが並んだほか、フォトスペースも設けた。
会場には、さまざまな色の造花を並べる「東京堂」(東京都新宿区)、造花を使ったインテリア雑貨などのフラワーギフトを並べる「アプラス」(石川県)などの企業ブースを出展。プロ・アマ問わず誰でも参加できる「フラワーデザインコンテスト」には23人が参加。「大切な人への贈り物」をテーマにした作品を展示し、来場者投票も行った。プロとして活動している人の作品とパンフレットなども展示。デザイナーや教室運営者と来場者のマッチングの場としても活用された。
会期中はデモンストレーションやワークショップも開催。23日は「現代の名工」のフラワーデザイナー・石岡万亀子さんが作品制作を披露。24日はフラワーデザイナーの西釜幸子さんを講師に迎え、正月飾りとアレンジメントのワークショップを行った。
会場内にはアーティフィシャルフラワーで装飾したフォトスポットも設け、家族連れや友人同士が撮影を楽しむ姿も見られた。
花織部専務の石岡水岐さんは「業者向け展示会が多い中、一般の方にも楽しんでもらえる企画ができた。来年以降も継続して開いていきたい」と話す。