食べる 学ぶ・知る

熊本・本荘小学校で「朝パンの会」 学校・地域・企業が連携

パンを食べる児童の様子

パンを食べる児童の様子

  • 2

  •  

 本荘小学校(熊本市中央区本荘6)で9月29日、児童を対象とした「朝パンの会」が開かれた。主催は本荘校区社会福祉協議会。

当日の様子

[広告]

 授業が始まる前に、児童に朝食を提供する取り組み。子ども食堂を運営する地元の同協議会が、「朝からしっかり食べて一日を元気に過ごしてほしい」と企画した。熊本市こども政策課によると、市内で朝食を提供する子ども食堂は3カ所目で、小学校の教室を会場とするのは初めてという。

 当日は7時30分過ぎから児童がランチルームに集まり、7時45分ごろに開始。橋本征一郎会長が「たくさん食べてこの後の授業に備えてほしい」とあいさつ。同協議会のほか地元の民生委員や婦人部らが協力し、地元企業などの寄付によるパンとバナナ牛乳を児童に配った。児童たちは友達と会話を楽しみながら朝食を味わっていた。

 6年の上村晄士君は「朝からおいしいパンを食べることができた。楽しみにしていたので、友達と一緒に食べられてうれしかった」と笑顔を見せた。

 西川秀臣校長は「地域や企業の協力で実現できた。児童には感謝の気持ちを持って食べてほしい」と話した。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース