
映画「トロン:アレス」(10月10日公開)の公開を記念するライトアップが現在、サクラマチクマモト(熊本市中央区桜町)5階キッズテラスで行われている。九州での開催は熊本のみ。
「トロン」は1982(昭和57)年公開の米国製作SF映画。長編映画として初めて本格的にCGを導入し、その後の映像作品に影響を与えたとされる。最新作「トロン:アレス」では、高度なAIプログラムが現実世界に実体化するという世界観の下で、29分間しか生存できないAI兵士「アレス」を軸に、人類との関わりや世界の存亡を描く。
10月6日には、熊本出身のタレント・スザンヌさんが映画に登場するAI兵士の姿で登場。会場に設置した巨大くまモン像にもトロンスーツ姿の特別装飾を施した。司会のカウントダウンに合わせ、スザンヌさんが「AI侵食」と叫ぶと、巨大くまモン像の装飾とサクラマチクマモト全体のイルミネーションが映画のイメージカラー・赤に点灯。会場を盛り上げた。
スザンヌさんは「赤は熊本のイメージカラー。イルミネーションを見ると気持ちが盛り上がる。映画はドキドキとわくわくが止まらない内容になっている、ぜひ劇場で見てほしい」と呼びかけた。
トークショーも開催。スザンヌさんは「予告編では車が真っ二つに割れるシーンなどが印象的だった。AIが現実世界に影響を与えてほしくない気持ちもあるが、すでに生活の一部になっている。少し前までは考えられなかった」と話していた。
ライトアップ時間は、巨大くまモン像=16時~23時。サクラマチクマモト=17時30分~23時。10月20日まで。