
「城下町くまもと銀杏(ぎんなん)祭」が10月11日、熊本・銀座通りで開催された。主催は熊本市中心商店街等連合協議会と熊本商工会議所。
中心市街地にある銀座通りを歩行者天国にして、食とステージを楽しんでもらおうと開く同イベント。今年で21回目。飲食・物販コーナーでは中心商店街の飲食店を中心に46店が露店を構えた。飲食ブースには、焼きそばやカレー、串焼き、唐揚げなどの定番メニューをはじめ、ケバブやスイーツ、県産酒などを販売。飲食スペースで多くの人が飲食を楽しんだ。
物販ブースでは高校生・大学生のPRブースも設け、市内大学の学園祭の告知、高校の紹介などを行ったほか、11月に行われる「台湾映画祭」のPRブースも設け、幅広い世代が訪れた。
特設ステージでは冒頭で、同協議会の猪毛尾彰宏会長が「飲食に、ステージに、さまざまな企画を今年も用意した。時間の許す限り街なかを楽しんでほしい」とあいさつ。その後、昼は「Catwalk 美・ウォーキング」によるウオーキング、子どものバトントワリング、ストリートダンスのほか、熊本商業高校ギター部「noname」「さらのん」の演奏、「花舞子。」による演舞などを行い、夜は「CIB(キーブ) Time Traveling Band」「B・LUCK(ブラック)」「CHEERS(チアーズ)」の3組のおやじバンドが演奏を披露。バンドの演奏に合わせ観客は立ち上がって踊るなど、盛り上がりを見せた。
会場を訪れた市内在住の増見圭介さんは「仕事帰りに立ち寄ったが、露店あり、野外ステージありで、老若男女楽しめるイベント。おやじバンドのディスコサウンドに青春を思い出し、ついステップ踏んでハッスルした」と話していた。