11月に開催される「くまもと花博」の装飾作りに参加するイベント「寄せ植え&竹あかり作り」が10月18日、肥後花市場(熊本市南区田井島1)と託麻東小学校(東区戸島3)で開催された。
「全国都市緑化フェア」の一環で2022年に始まった「くまもと花博」。今年は「花と緑がつなぐみんなの笑顔」をテーマに、11月15日~24日、3つの会場で展示やイベントなどさまざまな企画が行われる。
肥後花市場で行われた花の寄せ植えには、市民ボランティア14人が参加。熊本出身のアーティストでEXILEのメンバー、NESMITH(ネスミス)さんがサプライズで登場すると、会場は大きな歓声に包まれた。参加者は花苗の植え付け作業を行い、自分で考えたデザインでプランターを完成させた。一緒に作業したネスミスさんは「寄せ植えは初めて。完成品のイメージに近づけるのが難しかった。花の成長を楽しみに、1カ月後にまた見に来たい」と話した。
託麻東小学校では、竹明かりの制作・演出を手がける「CHIKAKEN(ちかけん)」(南関町)の指導の下、同小学校の児童27人が竹明かり作りを行った。竹に穴を開けて光の模様を作る作業に、児童らは苦戦しながらも笑顔で挑戦する姿が見られた。
完成したプランターは花博期間中、花畑広場(中央区花畑町)で展示。竹明かりは「アートトレイルin託麻三山」の一環として披露する。