「第20回 はしご酒大会」が11月11日、熊本市中心商店街で開催された。
主催は熊本市内の飲食店などで構成される「城見町全栄会」「銀杏北通り繁栄会」「栄通商栄会」。熊本市中央繁栄会連合会、熊本市社交飲食業組合、熊本県飲食業生活衛生同業組合熊本市ブロック、熊本市城下まち飲食店組合、下通二番街商店街振興組合が協力し、約90店舗が参画した。テーマは「夜のまちで楽しい出会いを」。新しい店との出合いや新規顧客の獲得、店舗やメニューのPRを目的に毎年開催している。
今年は節目の20回を記念し、従来の一般チケット(3軒コース・全29コース)に加え、4軒を回れる「プレミアムチケット」3コースを用意。居酒屋やスナック、バー、ラウンジ、レストランなど多彩な店が1フード・1ドリンク以上の特別メニューを提供した。城見町通りには飲食店がブースとステージを設置。ジャズ演奏などのライブパフォーマンスを行った。
イベントの冒頭で、城見町全栄会の南良輔会長は「年末の忘年会シーズンを前に、新しいお気に入りの店を見つけてもらえたら。このイベントをきっかけに、さらに中心商店街を盛り上げていきたい」とあいさつ。参加者は店名と場所が記されたチケットを受け取り、指定の3店(または4店)を「はしご」したり音楽を聞きながら飲食を楽しんだりした。
熊本市在住で友人5人と参加した永田賢正さんは「3店とも初めて訪れた店で、新たな発見になった。チケットを首から提げた参加者が街を回遊している様子も印象的だった」と話す。