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熊本・中心市街地に「夏目パージアム」 夏目漱石を詳しく知る施設に

展示室の入り口

展示室の入り口

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 夏目漱石に関する展示やグッズ販売を行う施設「夏目パージアム」が2月11日、HOTEL TAU KUMAMOTO(熊本市中央区下通1)1階にオープンした。

会場の様子

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 同ホテルを運営する「谷脇ビル」が開設し、文化的な空間・場作りを手がける「ひらく」(東京都)がブランディングプロデュースを担当した。ホテルのある中心市街地・銀座通り沿いの同所は、漱石が新婚生活を送ったとされる旧居跡に当たるという。

 「パージアム」は、パーソナリティー(人柄)とミュージアム(美術館)を組み合わせた造語。ひらくプロデューサーの深井航さんは「思いがけない共通点や、ふとした瞬間に見えた人柄をきっかけに人との距離が縮まることに着想を得た。『人柄が入り口になる夏目漱石の文学ミュージアム』をコンセプトに、気軽に楽しめる新しい文化体験施設にしたいと考えた」と話す。

 約35平方メートルの空間は、「パーソナリティーを知る」「作品の世界に触れる」「漱石と話してみる」「作品を読む」「興味を広げる・深める」の5エリアで構成。「パーソナリティーを知る」エリアでは、「性格」「食」など8つの視点から漱石の人柄が分かるエピソードを紹介する。漱石作品を取り上げる展示や、執筆ルーティンを詳しく紹介するコーナー、漱石が1カ月で食べたとされるジャムの量を視覚的に伝える展示も設けた。

 「100人による、わたしだけの漱石。」と題した企画展も用意。多様な視点から漱石像を掘り下げる試みを行う。

 展示室前には、オリジナルロゴをあしらったトートバッグやマグカップ、ウオーターボトルなどを販売する物販コーナーを設置する。

 「谷脇ビル」社長の佐藤達郎さんは「『熊本を楽しむ』をコンセプトに作った。漱石の人柄を切り口に、作品を読んだことがない人でも楽しめる文学ミュージアムになっている。文化の面から熊本の地域振興に貢献していきたい」と意気込む。

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