JAGDA(日本グラフィックデザイン協会)の新人賞受賞者が現在、展覧会「JAGDA新人賞展2025熊本」を「SOJO GALLERY」(熊本市中央区花畑町)で開催している。
JAGDAは1978(昭和53)年に発足し、会員数は約3000人。JAGDA新人賞は1983(昭和58)年から今後の活躍が期待される39歳以下のグラフィックデザイナー128人に授与してきた。43回目となる今回は対象者127人の中から城崎哲郎さんとサリーン・チェンさん、松田洋和さんの3人を選んだ。
城崎さんは1985(昭和60)年福岡県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業後、2020年にデザイン会社TOKEN(トーケン)を設立し、2025年に日本のアートディレクターズクラブ(東京ADC)が主催し、広告・グラフィックデザイン・映像などの分野から優れた作品を表彰するADC賞を受賞した。
チェンさんは1990(平成2)年香港生まれ。香港理工大学デザイン学科卒業後、2016(平成28)年に香港ヤングデザインタレント賞を受賞。2024年からフリーランスとして活動している。
松田さんは1985(昭和60)年千葉県生まれ。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業後、SONY MUSIC COMMUNICATIONSや日本デザインセンターなどを経て、2020年からフリーランスとして活動している。
会場では崇城大学でグラフィックデザインを学ぶ1年生が「KUMAMOTO 10 YEARS」を同時開催。熊本地震からの復興10年の歩みと希望の姿を可視化するポスターを展示している。
JAGDA熊本地区会長の津田聡さんは「AIの活用が進んでいるが、個性が現れるデザインの仕事に魅力を感じてもらえたら。今後も若い人にデザインのことを知ってもらえる機会を作っていきたい」と話す。
開催時間は10時~18時。月曜休催。入場無料。4月12日まで。4月11日には3人がトークイベントを行う。要予約。