熊本のラジオ3局による特別番組「声でつなぐ4.16 熊本地震の日」の公開放送が4月16日、鶴屋百貨店(熊本市中央区手取本町)サテライトスタジオで行われた。
熊本市は「熊本市防災基本条例」に基づき、4月16日を「熊本地震の日」と定めている。2016(平成28)年の熊本地震の教訓を次世代に伝え、防災意識を高める目的で制定。2022年10月1日に施行された。
熊本放送、エフエム熊本、熊本シティエフエムは県内や隣県で甚大な災害が発生した際、ディレクターやリポーターが局の垣根を越えて他局の番組に出演し、災害情報を伝えることを柱とした協定を2024年8月に結んだ。その一環で、当日は正午から共同で放送した。パーソナリティーを務めたのは、熊本放送の木村和也さん、エフエム熊本の森田真奈美さん、熊本シティエフエムの小松野希海さん。
番組では、熊本地震の記憶を語り合い、災害が起きた時のための防災グッズを紹介した。熊本市から危機管理防災部長の伊藤暢章さんをゲストに迎え、「熊本地震の日」に込められた思いや、地震10年の節目に市が取り組むTKB48避難所訓練・防災パーク・熊本市特別防災訓練などの事業も紹介。番組の途中では、タレントのコロッケさんからの応援メッセージも放送した。
小松野さんは被災した当時を振り返り「自宅が大きな被害を受け気力が湧かない時に、ボランティアから力をもらって頑張ろうと思った」と話した。