
「熊本市市民活動支援センター・あいぽーと」が3月9日、熊本市中央公民館(熊本市中央区草葉町)で市民公益活動フォーラムを開催する。
当日はゲストを招き、「ボランティア いま求められていること」をテーマに、ボランティア活動を通して学んだこと、事前に知っておいてほしいこと、これからのボランティア活動で学んでほしいことなどについて話し合う。
2部構成の1部は、「令和6年度 熊本市市民公益活動支援基金 こども・学生ボランティア助成」団体が活動報告を行う。小・中学生枠の「LOVELY KUMAMOTO STORY」「Team 花園」、高校・大学生枠の「チームぎんなん~笑顔の輪を作る会~」「ハンドメード部」「はじっこがない食堂」の5団体が登壇する。
2部は、「災害支援ボランティア~被災地は今 被災地で求められているもの~」をテーマに、基調講演とトークセッションを行う。「くまもと災害ボランティア団体ネットワーク(KVOAD)」代表の樋口務さんが講演を行うほか、トークセッションでは、能登半島の被災地で支援活動を行った元熊本市災害ボランティアセンター長の中川奈穂子さん、画図校区消防団の佐藤裕香理さんの2人が登壇。コーディネーターは樋口さんが務める。
あいぽーとの永田賢正センター長は「高校生、大学生など若い人のボランティア活動が活発になっている。活動の種類はさまざまだが、何のために活動するのか、活動する上で気を付けるべきことなどの意識をあらかじめ持っておくだけでも活動の意味合いが大きく変わる。今回は実際に能登半島の支援に行った人から話が聞けるいい機会。ボランティア活動について改めて考えるきっかけにしてほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は、1部=11時~12時、2部=13時~14時30分。定員50人。入場無料。