
ワールドコネクトニッポン(熊本市中央区中央街)が2月27日、 日台交流を目的としたパートナーシップ協定を台湾の企業と結んだ。
同社は、「世界と日本をつなぐ」をコンセプトに、熊本の若手事業者が集まり今年1月に設立。下城佐武郎代表は「社員は、元々異業種交流などでつながりがあった多様な業種の14人。昨年1月から海外と交流しようと立ち上げの準備を進めてきた」と話す。
当日は、同社の下城代表と、セイリ生活創意有限公司の陳怡萍社長が出席し、協定書に署名した。
陳社長は「TSMCの進出で、台湾の人たちが熊本に関心を持つようになった。物だけはなく、人の交流を図っていくことで、双方の地域と産業を盛り上げていきたい」と話す。今後は、地域産業発展を目的とした、熊本と台湾の国際交流支援、地方創生ブランドの魅力向上、地域資源を生かした共同商品開発などを行っていくという。下城代表は「両社の強みを最大限に活用して、地域文化や産業の発展に寄与していきたい」と意気込む。