
小料理屋バル「菜屋(なや)」(熊本市中央区中央街、TEL 080-8945-4069)が4月29日、中心市街地の駕町通りにオープンした。
出店したのは、スタイリストや飲食業で15年のキャリアを持つ西居菜里さん。「さまざまな物件を見て回ったが、直感でここだと感じた。内装や調度品にもこだわった」と西居さん。店舗面積は8.8坪。店内には、カウンター6席、テーブル席2卓8席を用意する。
コンセプトは「気軽に立ち寄れる居心地のいい場所」。季節の食材を取り入れた和食からイタリアンまでの料理を提供する。少量のポーションにも対応する。
料理は、「豚肉水菜巻き」(450円)、「トマト煮込みハンバーグ」「日替わりパスタ・季節の野菜とエビのペペロンチーノ」(以上800円)の定番メニューのほか、和牛すき焼きや小鉢などを提供する。ドリンクは、ビールやハイボール、日本酒を用意。今後は、ソムリエで「トレ・ステッレ」店主の田尻卓也さんがセレクトしたイタリアワインや契約生産者から仕入れるハーブティー、コーヒー専門店「A BLUE COFFEE」の豆を使ったコーヒーなどをそろえていくという。
西居さんは「お酒を軽く楽しみたい人から、しっかり食事をしたい人まで、さまざまなシーンで利用してもらえる店にしたい。素材の味を生かした料理づくりを心がけ、多くの人に愛される店を目指したい」と意気込む。
営業時間は17時~22時。