トレイルランニングのイベント「2021秋タッタチャレンジ」が10月16日、「立田山憩いの森」（熊本市北区乗越ケ丘）で開催された。今回が4回目。

初心者や上級者が一緒に走る様子とイベント後の清掃活動

　トレイルランニングとは、未舗装の山道を走るスポーツ。主催のトレランボーイズ・蓮田（はすだ）孝則さんの「熊本に移住して立田山の存在を知った。身近に素晴らしい自然を感じられる場所があることに驚いた。俵山（たわらやま）や阿蘇山にも負けない立田山の魅力をみんなに知ってしてもらいたい」という思いから始めた。

　初となった今年2月に10時間耐久、4月に100キロチャレンジ、7月に女性向けトレイルランニング導入編を行った。今回は100キロ・50キロ・20キロにカテゴリーを分け、1周10.2キロ(1周の累積標高330メートル)を、それぞれ周回する。今回は過去最大の102人が参加した。

　翌17日には、立田山清掃活動「クリーンアップタッタ」を開催。「素晴らしい自然いっぱいの立田山に感謝の気持ちを伝える」目的で参加者は39人。「次は来年4月に開催予定。清掃活動は今後も取り入れたい」と意気込む。

　「イベント名の『チャレンジ』は『自分への挑戦』という意味。トレイルランニングは、同じフィールドで走る初心者や上級者が一緒に楽しく走るのが最大の魅力。全く面識のなかった人たち同士のつながりができることを望んでいる。競うことを目的としていないため、順位表彰はしない。次は来年4月に開催予定。清掃活動は今後も取り入れたい」と蓮田さん。