熊本城ホール(熊本市中央区桜町3)で3月12日、ダンスイベント「火の国Dance Splash(ダンス スプラッシュ)2022」が開かれる。
熊本市で夏に開催される「火の国まつり」の一環。開催は今年で15回目。「火の国まつり」はコロナの影響で昨年・今年と開催できなかったため、縮小した形でこの時期に開催する。熊本県内から計24チーム約200人が出演。ダンスのジャンルはさまざまで、ヒップホップ、ジャズ、フラ、ブレイク、太極拳など。
イベントは、県内の大学生・高校生が企画・運営する。行政・民間企業・学生が協力し、「熊本を盛り上げたい」と、事務局となる熊本シティエフエム(辛島町8)が呼び掛けて始まった。毎年20~50人の学生が集まり、事前の準備から当日の運営まで行う。今年は23人の学生が集まった。
今年の実行委員長を務める崇城大学4年の今村一路さんは「大学1年の時から関わってきた大事なイベント。関わるのは今年が最後になるので、悔いのないように頑張りたい。昨年に続き今年もコロナの影響で、夏の開催ができず規模も縮小し時間も短くなったが、さまざまなダンスが披露される。感染対策をしっかり行うので、気軽に足を運んでほしい。運営する学生にとっても、出演するチームにとっても貴重なイベント。来年以降も続くように次の学生につないでいきたい」と話す。
開催時間は11時~16時。入場無料。