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熊本市シェアサイクル実証実験事業、4月開始へ 中心部の回遊性向上狙う

熊本市シェアサイクル実証実験事業4月開始予定

熊本市シェアサイクル実証実験事業4月開始予定

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 シェアサイクルサービス「Charichari(チャリチャリ)」を運営するneuet(東京都千代田区)が4月、「熊本市シェアサイクル実証実験事業」としてサービス開始を予定している。

「Charichari(チャリチャリ)」のシェアサイクル

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 同社は福岡県で2018(平成30)年2月にサービスを始め、現在までに約2500台の自転車と400カ所以上の駐輪ポートを展開し、累計700万回以上利用されている。2020年7月より名古屋市、同年9月より東京・浅草エリアでも同様のサービスを展開している。

 同事業は、熊本市の中心市街地の回遊性向上や自動車から公共交通への転換促進を図り、地域経済の活性化を促進することを目的として、熊本市が実施事業者と共同で取り組むシェアサイクル事業。2021年3月に策定された「熊本市自転車活用推進計画」の中では「自転車を気軽に利用できる環境づくり」の重点施策の一つとして定められいる。

 実証実験は2024年3月まで行い、本格運用の是非を検討する。サービス開始時点では中心市街地の30カ所程度のポートに100台の自転車を準備。順次、ポートや自転車を増やしていく予定。

 自転車は24時間利用可能で、スマートフォンで自転車の利用手続き、料金決済が可能。利用料金は、普通自転車=1分6円、電動アシスト車=1分15円で、どのポートでも返却できる。

中心市街地への渋滞緩和のほか、熊本駅と熊本城・桜町など中心市街地を結ぶ交通アクセスの多様化などの効果が来される。

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