熊本・西唐人町の「珈琲(コーヒー)回廊」(熊本市中央区西唐人町)2階で4月5日から、「四人展 花と絵と器」が開催される。
画家の吉海将宏さん、陶芸家の石田裕哉(ひろや)さん、井銅心平さん、フラワーデザイナーの下川三佳さんの4人が、合同作品と個人作品を合わせて約300点を展示・販売する。
「石田さんと井銅さんは同級生で、以前から一緒に何かやりたいと考えていた。そこに下川さんのオブジェを見て声を掛け、今回の展示会が実現した」と吉海さん。「(4人での)合作は季節を意識した陶器と花と絵が一つになっている作品」に仕上げた。
個人の作品は、吉海さんは抽象画や動物・植物の絵画作品。石田さんは「たたら型」といわれる手法を用いた陶器や磁器を展示。井銅さんは三島手といわれる手法を用いた食器を中心とした作品。下川さんはオランダスタイルを軸としたフラワーアレンジメントを展示する。
吉海さんは「花と絵と器の組み合わせることで生まれる、それぞれの良さを感じ、家庭でも組み合わせることを楽しむための一つの提案として見ていただければ」と話す。
展示時間は10時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。会期中はいずれかの作家が常駐する。今月10日まで。