熊本・福岡で不動産を手掛ける「アズマシティ開発」（熊本市東区新南部5）が5月8日、30周年に合わせて菊陽店（菊陽町）を移転した。

店の紹介

　昨年、福岡支店（福岡市中央区）を立ち上げ、現在本社含め4店舗を構える。賃貸物件の経営・管理、仲介、新築賃貸マンション企画のほか、不動産の売買・仲介を行う。

　世界最大の半導体受託製造を行う台湾の企業「TSMC」が菊陽町に進出するのに合わせ、ニーズが増えると考え菊陽店の強化が背景にあるという。

　同社の東伸彦社長は「熊本と福岡の賃貸市場をさらに活性化していきたい。不動産管理はオーナーも入居者も満足度を高めていかなければ空室も増えてしまう。オーナーと密にコミュニケーションを取り、部屋の内容を見直すなど細かいところまで相談に乗るようにしている。入居者には安心して生活してもらえるよう、セキュリティーに力を入れている。菊陽店は今後の熊本の活性にとっても重要な拠点となるので、特に力を入れていきたい」と話す。