熊本シティエフエム(熊本市中央区辛島町)などが企画開発した地域特産品ギフトを販売するウェブサービスが5月30日、始まった。
サービスは「ひかりてらす」(東京都豊島区)が始めた「tamapongift」(たまぽんギフト)で、コロナ禍での事業者の販路拡大、特産品PRを目的に立ち上げた。ギフトを贈りたい人が専用サイトにアクセスすると、さまざまなテーマが選べるボックスから1つを選択して購入。ギフトを受け取る人にギフトカードが届き、カード記載のQRコードを読み取ると、ウェブ上でくじを引くことができる。ボックスのうち、1つの商品が当たり、当たったギフトが届くシステム。贈る側も贈られる側も何がもらえるか分からないサービスは日本で初めてだという。
サービス開始時に販売する商品は、同局のほか、岩手めんこいテレビ、福井テレビが企画開発した。熊本の商品ボックスは「珈琲(コーヒー)」「球磨焼酎」「厳選食材」の3種。
熊本シティエフエムの桑野恭輔統括部長は「新たなギフトサービスに参画できて嬉しい。エンターテーメント性を取り入れた贈る方も贈られる方もわくわくする新しいギフトサービスだと思う。熊本の優れた商品を『たまぽんギフト』を通じて、多くの人に伝えていければ」と話す。