キリンビバレッジ(東京都中野区)が6月21日、「キリン 午後の紅茶 for HAPPINESS 熊本県産いちごティー」を数量限定で全国発売した。
発売は「午後ティーHAPPINESSプロジェクト」の一環で、今回が第2弾。売り上げ1本につき、3.9(サンキュー)円を熊本復興応援のために活用。「渋みが少なく、すっきり優しい飲み口が特長」だという熊本県産紅茶と、「上品な甘さ」が特徴だという熊本県産のオリジナルイチゴ「ゆうべに」を組み合わせ、商品を通じて熊本県の魅力を全国に発信するのが狙い。
昨年、同プロジェクトの第1弾を発売。2014(平成26)年以降に発売した同社の限定商品80種類以上の中で発売初週の販売金額が最高を記録。昨年12月には、寄付金として計3,870万4,630円を復興応援のために県内の各団体に贈った。
パッケージは太丸型ペットボトルを採用。「ちょう結びのリボン」で感謝の気持ちやつながりを表現。裏面のちょう結びがハートのリボンになっている隠れデザインも数量限定で販売する。
同社西日本統括本部の福島恒晴九州支社長は「『ゆうべに』は、酸味と優しい甘さが絶妙な品種だが、全国的にはまだ知名度が低い。熊本のいいものを日本だけでなく、世界に発信していきたい。寄付はもちろん、商品を通して熊本の顔が見えて元気になれば」と期待を込める。
税別希望小売価格は140円。