熊本市川尻にある常清寺(南区川尻3)で7月10日、「お寺 de 風鈴」が始まった。今回で2回目。
コロナ禍やロシアによるウクライナ侵攻など暗いニュースが多い中、「アート作品を通じて何かをしたい」と昨年に続き開いたという。
今年のテーマは「世界平和を願って」。熊本県立第二高校美術科の生徒有志が風鈴に絵を描き、作品を制作。その作品を境内に展示している。
同高美術科3年の金井胡実さんは「コロナの影響やウクライナでの戦争など先がまだ見えない中、自分たちにできることはないかと考え、美術科有志が集まって作品を作った。夏の風物詩ともいえる風鈴にそれぞれが思いを込めた。私は今年で卒業するが、来年は一般の人にも描いてもらえるワークショップができればうれしい。これからも多くの人が関わってもらえるような企画になって継続していければ」と話す。
開催時間は10時~17時。