「あさひばみんなの防災フェスタ」が9月4日、秋津まちづくりセンター(熊本市東区秋津3)で開催される。
秋津まちづくりセンター管轄校区の秋津、桜木、桜木東、若葉は、2016(平成28)年の熊本地震で大きな被害を受けた地域。複数の河川が近くを流れ、水害の心配もある。防災に関する知識を楽しみながら学び、地域の防災力の向上を目指すのが目的。
イベントは天気教室、災害時の食事と栄養、消防の仕事体験、避難生活体験の4回シリーズで開催。生き抜く力、支え合う力、つながる力を身につけ、生活の中での防災力を高める。1回目は、気象実験や防災ポシェット作りを行う。そのほか、熊本で働く現役の消防士が載った「消防士カード」を作成し、参加者に進呈する。
企画した同センター地域担当職員の北口万起さんは「防災に関する知識を身につけ、日頃から備えについて意識することが大事。子どもから高齢の方まで、楽しみながら学べる企画を用意したので気軽に足を運んでほしい。今後もさまざまな企画を展開していければ」と話す。
開催時間は10時~12時。事前申込制。