ウェブサイトや映像の企画・開発・制作などの事業を手がける企業「スケッチ・オブ・デザイン」(東京都新宿区)が8月30日、熊本市と立地協定を結んだ。
締結式は同社の勝又啓太社長、熊本市の田上聖子経済観光局長、熊本県の三輪孝之商工労働部長が出席し、熊本県庁で行われた。
同社は2005(平成17)年設立。今回は業務拡大に伴い、熊本市への進出を決定。熊本市の企業立地推進室と調整を重ね、サンロード新市街にある「YASUDA.BLDG」(中央区新市街)にオフィスを構えることになった。
オフィス名は「熊本工作室・新市街キャンパス」。主な業務内容としては、ウェブサイト、システム、映像、ビデオゲームなどの企画・開発・制作を手がける。
勝又社長は「立地する中心市街地のコンパクトに凝縮された『場』の引力、わさもん・センスマン・肥後もっこすなどの『人』の魅力に可能性を感じた。当社の事業活動を通じて、熊本が『思いを形にできるまち』になっていくうえでの貢献ができれば」と意気込む。
営業開始は9月1日。投資額は1,000万円。新規雇用は10人を予定している。