熊本・城彩苑にある「桜の小路」(熊本市中央区二の丸)で現在、「オノマトペ美食フェア」が開催されている。
「オトマトペ」は、「ふっくら」「もっちり」「とろーり」「じゃわぁー」のような、さまざまな状態や動きなどを音で表現した言葉。今回は食欲を刺激するオトマトペに注目し、秋に「お薦め」の食事、ドリンク、菓子を提供・販売する。
「麺屋 山むら」は、馬テールスープと和だしを使ったスープに、柔らかく炊き込んだ馬テール肉をトッピングした「馬テールラーメン」(1,500円)を、「花雅」は栗ときのことうなぎのせいろ蒸しに、小鉢、みそ汁、香の物が付いた「秋の鰻せいろ蒸し御膳」(2,680円)を、それぞれ提供。いずれも1日20食限定。「お茶の泉園」は、低温の貯蔵庫で4カ月間熟成させた「秋の蔵出し茶」(80グラム=864円)を、「MONARIO(もなりお)」は熊本県産和栗クリームが入った「くまモン人形焼き」(280円)などを販売する。
10店37種をそろえる「ソフトクリームフェア」第2弾も同時開催。チョコソフトにマシュマロ剣をトッピングした「福田農場」の「紅武士ソフト」(650円)は、ソフトクリームソムリエの熊本城おもてなし武将隊・南條元清さんがプロデュースした新しい商品となる。
企画する城彩苑・桜の馬場リテールの原朋子さんは「コロナが落ち着いてきたこともあり、観光客も増えてきた。感染対策をしっかり行うので、安心して来場してほしい。食事はもちろん持ち帰れる商品も多いので、さまざまな形で活用してほしい」と話す。
営業時間は9時~18時(食事の提供は11時~)。11月30日まで。