熊本県内の小学生によるバスケットボール大会「Livment Cup」が12月3日、城南町スポーツセンター(熊本市南区舞原)で開催された。
住宅・不動産を中心とした暮らしをデザインする「アーバンライク」(荒尾市)の不動産事業を展開する「Livement」が主催する。同社社員が指導しているチームをはじめ、県内の小学生女子バスケットボールチーム計8チームが参加。大会は昨年始まり、今回が2回目。コロナ禍で大会が減り、子どもたちの活躍の場が狭められている現状を受け、その機会を提供したいという思いから企画したという。
大会に参加した「池田 ShineRush」の5年生・川原なつきさんは「バスケットを始めて1年。試合ができてうれしかったが、今回は悔いの残る試合になった。次は新人戦に向けて練習を頑張り、目の前の試合に一つずつ勝っていきたい」と意気込む。
同チーム保護者代表の林まさよさんは「これまで6年生の保護者に支えられてきたが、今回初めて大会の運営に携わった。コロナ禍で制限が多かったので、通常開催ができて良かった。チーム全体で盛り上がってさらに一体感が生まれれば」と期待を込める。
同社広報担当の柴田彩音さんは「子どもたちの試合はもちろん、部活動が減っているのが現状。今回はバスケット大会だったが、来年はサッカー大会も検討している。地場企業として子どもたちが輝ける場所をできる限り提供していきたい」と話す。