「第73回『社会を明るくする運動』熊本市推進大会」が7月4日、熊本・市民会館シアーズホール夢ホール(熊本市中央区桜町)で開催される。
犯罪や非行の防止と、犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を目指す運動の一環。7月1日の「更生保護の日」、7月の「再犯防止啓発月間」に合わせて開く。
第1部は、ソプラノ歌手の宮本智子さん、ピアニストの山内紀子さんによる開会セレモニーの後、岸田文雄首相、蒲島郁夫熊本県知事のメッセージなどを紹介。第2部では、「犯罪のない未来を創るために~心(むすめ)と共に~」と題し、犯罪被害者の遺族、清水誠一郎さんが基調講演を行う。
そのほか、犯罪や非行をした人たちの再スタートと、それを支える人たちを応援するメッセージとして、今年も7月1日~4日、熊本城の天守閣をイメージカラーの黄色にライトアップする。
大会事務局を務める熊本市生活安全課の中村勝課長は「講演会を通して、犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域の力を育んでいきたい。遺族の方の話を聞いて、理解を深めるきっかけになれば。この運動に合わせポスター、SNSなどでの広報や、ボランティア団体などとの交流・集会も考えている。多くの人に参加してもらえれば」と呼びかける。
開催時間は13時~15時20分。入場無料。