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熊本・益城町で「櫛島東無田線開通式」 熊本地震から防災を考えた復興を

「櫛島東無田線開通式」参加者

「櫛島東無田線開通式」参加者

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 熊本地震で大きな被害が出た熊本・益城町の町道約208メートルと避難路約124メートル、それぞれの道幅の拡張工事が完了し、7月30日、「櫛島東無田線開通式」が行われた。

「櫛島東無田線開通式」の様子

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 地区まちづくり協議会が主催し、約70人が参加した。関係者あいさつの後、参加者全員でテープカットを行い、ゲートをくぐって新しい道を歩いた。

 同協議会は30~40代の地区消防団員が中心となり構成されている。古荘直樹会長は「ただ復旧するだけではなく、櫛島の良いところ、良くしたいところを出し合い、もっと住みやすく暮らしやすいまちづくりにつなげたい思いを提案した」と話す。

 拡張工事に合わせて、避難場所としての緑地公園も整備。芝生を敷き、東屋、防災倉庫、防災トイレ、かまどベンチ、防災井戸、照明を設置した。

 森田悦雄区長は「熊本地震から7年。誰も命を落とさなかったことが救いだった。やっと完成した道路と避難公園によって地域が、より盛り上がってほしい」と期待を込める。

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