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熊本・新大江「ブレーメン珈琲店」 開店から半年、自家焙煎豆販売

ブレーメン珈琲店・店主のけんごさん(右)と妻の歩さん(左)

ブレーメン珈琲店・店主のけんごさん(右)と妻の歩さん(左)

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 コーヒー専門店「ブレーメン珈琲店」(熊本市新大江3、TEL 096‐273-9922)が熊本・新大江にオープンして、9月25日で半年を迎えた。

熊本・新大江「ブレーメン珈琲店」 商品と店舗

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 店主の山崎けんごさんは一般企業でサラリーマンをしていたが、「自分で商売をして、自分の責任の下で形あるものを売りたいと思ったのが1年半ほど前だったと」振り返る。在職中から独学でコツコツとコーヒー焙煎(ばいせん)を学び、退職後の3月25日にオープンした。

 焙煎前に豆を一粒一粒確認して仕分ける作業から始めるという山崎さん。「仕入れた豆の中には、熟していないものや、虫食い、カビが生えているものが混ざっている。それを取り除くことで、雑味がなくなる」という。数日ごとに店内のロースターで焙煎し、豆の鮮度にもこだわる。「焙煎直後ではなく、3日後くらいからが飲むのお薦めの時期。鮮度が落ちないよう、2~3週間以内に飲み切ってほしい」と言い、少量から販売する。

 ブレンドした豆は常時5種類ほどを用意。「暑い夏にはアイスコーヒーに向いているブレンドを、気温が低くなってきたらホットでおいしいブレンドをというように、季節の移り変わりに合わせて少しずつ商品を変えている」という。選ぶ時の参考にできるよう手書きの説明を添えており、「遠慮なく相談してほしい」と呼びかける。

 山崎さんは「コーヒーは日常生活の中で、主役ではないけれど彩りを添える名脇役。同じように、メインの目的地ではないけれど、出かけた『ついでに』立ち寄ろうと思ってもらえるような店になれれば」と話す。

 営業時間は7時30分時~18時(土曜・日曜・祝日は9時~)。月曜定休(月曜が祝日の場合は翌火曜)。

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