「第28回 熊本国際交流祭典」が9月30日・10月1日の2日間、サンロード新市街(熊本市中央区新市街)で開催される。
コロナ禍を乗り越え「新しい取り組みでエネルギッシュに活動していきたい」と「身近なあなたと新時代の国際交流」をテーマに開催。熊本県国際協会が主催し、新市街商店街振興組合が共催する。
全国で金賞を受賞した専修大学熊本玉名高校のマーチングがステージのオープニングを飾る。ステージでは、近隣の花畑広場(中央区花畑町)で同時開催する「台湾祭」に合わせ、高校生が中国語のナレーションを行う。
イベントは多国籍のアーティストが披露するステージ。諸外国の料理がそろうグルメコーナー、食品、雑貨、物産品を販売するバザーコーナー、国際団体の活動紹介を行う「パネル展示」コーナー、民族衣装の着付けや外国のゲームができる「異文化体験」コーナー、外国人ボランティアと交流する「フェイス・ハンドペインディング」コーナー、特賞で台湾旅行が当たるスタンプラリーなど7つのコンテンツで構成する。
同協会の酒井陽子事業部長は「長年継続できている原動力は当会員の絆、学生・外国人・一般ボランティアの活躍、観客の協力のおかげ。ボランティアを経験した学生が諸外国の大使などの職に就いたり、熊本を好きになって熊本に定住することになったり、国際交流が進み友好関係が築けるようになったりするなど、うれしい報告を受けるのが原動力になっている。言葉は違っても楽しめる参加交流型のイベントに、ぜひ足を運んでもらえれば」と呼びかける。
開催時間は11時~16時。入場無料。