「STREET ART-PLEX KUMAMOTO JAZZ OPEN 2023」が10月7日、上通・下通・三年坂・新市街エリアで開催された。商店街のにぎわい創出、人材の育成などを目的に中心商店街・熊本市・熊本商工会議所などから成る実行委員会が主催。
STREET ART-PLEX KUMAMOTO JAZZ OPEN 2023 イベントの様子
表現者、商店街、市民、行政が一体となり、さまざまなジャンルの表現活動を中心市街地路上で展開。「自由で真摯(しんし)な、人間らしい表現による、感性に響く、うるおいあるまちづくりを目指す」のを目的に事業を展開する。
今回の企画は九州を中心にジャズミュージシャンが一堂に会し、演奏を行う路上ジャズフェスティバル。今年で20回目。中心市街地6カ所で16団体56人のミュージシャンが演奏を披露した。
新市街エリアに演奏を聴きに来た市内在住の芋生幸二さんは「街中でジャズが聴けると聞いて足を運んだ。街の路上でいい音楽に触れる機会があるのはうれしい。昔から音楽が好きなので、気軽に楽しめるこのような機会がもっと増えれば」と期待を込める。
葉山耕司実行委員長は「自分の子どもより若いプレーヤーがプロとして出てくるのは新鮮でもあり、うれしいこと。ストリートアートプレックスも今年で20周年を迎えた。コロナ禍でも規模を縮小しながら続けてきたのが今回にもつながった。これからもさまざまな表現活動を通し、中心商店街に魅力を感じて足を運んでもらえるようになれば」と話す。