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熊本・中心市街地で「銀杏祭」 食にステージで商店街に熱気広がる

おやじバンド出演で盛り上がる夜の観客

おやじバンド出演で盛り上がる夜の観客

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 「城下町くまもと銀杏祭」が10月14日、熊本・銀座通りで開催された。

「銀杏祭」会場の様子

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 中心市街地にある銀座通りを歩行者天国にして、食とステージを楽しんでもらうことをテーマに開く同イベント。今年で19回目。飲食コーナーでは中心商店街の飲食店を中心に22店が露店を構え、焼きそばやカレー、たこ焼き、串焼き、唐揚げなどの定番メニューをはじめ、つまみやスイーツ、アルコール飲料を販売。飲食スペースで多くの人が飲食を楽しんだ。

 物販ブースでは商店街で限定販売している商品などを紹介。高校生・大学生のPRブースも設け、市内大学の学園祭の告知、高校の紹介などを行ったほか、熊本県内で交流促進を図っている台湾ブースも設け、幅広い世代が訪れた。特設ステージでは、昼に子どものバトントワリング、ストリートダンス、民謡のパフォーマンスのほかシンガー・ソングライター、楽団が演奏などを行い、夜は3組のおやじバンドが演奏を披露。バンドの演奏に合わせ観客は立ち上がって踊るなど、コロナ禍前に開いた時と同じ盛り上がりを見せた。

 中心商店街等連合協議会事業部長の松藤太門さんは「心配された天気も何とかもち、多くのお客さまに来ていただいた。今回はこれまで21時だった終了時間を20時に1時間早めて、イベント終了後も中心商店街の各店に足を運んでもらえるよう心がけた。普段使えない大通りでできる特別なイベントでもあるので、来年以降もさらに盛り上がっていけるようイベントを検証し、次につなげていきたい」と話す。

 会場を訪れた市内在住の森健二さんは「毎年楽しみにしている銀杏祭が、コロナ禍明けの昨年に引き続き今年も開かれて良かった。おやじバンドが特に楽しみ。演奏はもちろん、お客さんが盛り上がっている姿が見られて楽しい。来年以降も、ぜひ継続して開いてほしい」と期待を寄せる。

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