無人スイーツ販売所「SWEETS LAND(スイーツランド)」(熊本市中央区出水2)が11月18日、熊本・出水ふれあい通りにオープンした。
同店は、熊本初のスイーツ専門無人販売所。全国各地から取り寄せたスイーツを、無人で24時間販売する。無人の店内には冷凍スイーツが並び、客はショーケースケースから商品を選んで、セルフレジで精算する。
店主の森圭介さんは工場に勤務する会社員だったが、子どものそばにいながらできる仕事をしたいと一念発起。「とにかくやるしかない」と全国各地の話題のスイーツを調べ、取り寄せたり直接食べに行ったりして商品を選んだという。「熊本にないスイーツを並べたくて、家族や友人たちの意見も参考にしながら100軒ほどのスイーツ店に問い合わせた。その中から、見た目がかわいくて、かつ、自分がおいしいと思った商品のみを仕入れている」と話す。
商品は日々入れ替わるが、常時15種類ほどを並べる。一番人気は、福岡から取り寄せた「低糖質パンケーキパン」(750円)。自宅用だけではなく手土産で購入する客も多いという。
森さんは「何もかもが初めてで、毎日手探りで営業している。今後はお客さまの声も、どんどん取り入れていきたい。『食べてみたい』という商品があれば、店内のノートやSNSのダイレクトメッセージから遠慮なく伝えてほしい」と呼びかける。
24時間営業。