合志市の移動を考える勉強会 「みんなで作ろう渋滞解消の処方箋」が1月13日、ルーロ合志マルチスペース(合志市御代志)で開催される。主催は熊本都市圏の交通問題に取り組む「さいばーとれいん」(合志市御代志)。
台湾の企業「TSMC」による菊陽、大津、合志周辺地域への半導体工場進出やベットタウン化に伴い、近隣の交通渋滞が増加する傾向に。それに伴い移動環境は急速に悪化し、幹線道路だけでなく住宅地内の道路まで車があふれる状況にあるという。生活に欠かせない移動に支障が出ている状況を、自治体などに任せるのではなく市民レベルで解決する方法を模索するのが今回の勉強会の趣旨。合志市民だけでなく、周辺の菊陽や大津、熊本市など渋滞に悩みを抱えている人なら誰でも参加できる。
勉強会には交通に関するマーケティングやコンサルティングを行う「トラフィックブレイン」(東京都千代田区)の太田恒平社長も登壇し、熊本都市圏のバスの運行改善の取り組みについて情報提供も行う。
斉場俊之さんは「一口に渋滞と言っても仕方がないと受け入れすぎていないか、市民と考えるきっかけとしたい。渋滞のメカニズムを見える化することによって、道路の拡張や開通を待つだけではない解消方法を考えたい」と意気込む。
開催時間は13時~14時30分。参加無料。