スカイリテイル(熊本市南区南高江町1)が「キャンタル熊本駅店」(同)として昨年12月に始めたキャンピングカーのレンタル事業が好調だ。
使い方は利用者によってさまざまで、アウトドアや旅行以外にも、子どもの受験の際に接触を防ぐ宿泊施設兼移動手段としての利用、台風や大雨などの災害時の避難手段としての利用、フォトウエディングなどでも利用されている。企業や団体へ福利厚生としての長期貸し出しなども行っている。
現在、4人乗りのキャンピングカー4台をそろえており、連休中などはキャンセル待ちが発生している状態だったという。今後、コンパクトなタイプなど4台の追加導入を予定している。
輸入車を中心とした販売・整備をメインに手掛けている同社。社長の楠勇人さんは元々、自身でキャンピングカーを所有し、全国各地に出掛け楽しんでいた。キャンピングカーの楽しさを広めたいとキャンピングカーのレンタル事業を始めた。
「最大の利点は自由が利くこと。天候に左右されず、片付けの手間もかからない。急な予定の変更も自由にできる。キャンピングカーの楽しさを、もっと多くの人に知ってほしい」と楠さんは話す。
同店では、熊本駅や西熊本駅、川尻駅への送迎も行っている。レンタル期間中に使うゴルフ用具やキャンプ道具などを、事前に送ることもできる。初めてキャンピングカーを利用する人からの相談も受け付けている。