国産酒限定立ち飲み酒場「SAKURA酒店」(熊本市中央区安政町)が熊本・安政町にオープンして、1月8日で1カ月がたった。
経営は、異業種交流会「enough?(イナフ)」のメンバーで構成する任意団体「ワールドコネクト日本」。海外マーケットへの進出や海外との交流を展望する法人・個人の集まりで、飲食業、美容師、IT技術者、教育関係者など幅広い分野でメンバー構成する。今回、「人と人とのハブになれる場所」を目指し出店を決めたという。
同団体代表の下城佐武郎さんは「日本人が海外を観光に訪れたとき、その国ならではの場所に行ってみたいと思うように、海外からの訪日外国人もローカルで懐かしい日本の風景を求めている」と話す。手作りの店内は、日本人が懐かしいと感じる昭和の「赤ちょうちん」の店をイメージした。席はカウンターのみ。客がスタッフやほかの客としゃべりやすいように席を配置しているという。
メニューは、国産酒とおつまみ類が中心。おでんや焼きなすなどの料理ほか、インスタントラーメン、缶詰、駄菓子などを用意。メニュー表は、日本語、英語、中国語の3種類を用意する。
下城さんは「物件の都合もあって、1年間限定での営業予定。気軽に参加できて楽しめる『異業種交流』『海外交流』の場として、ハブになる場所になれたら。ここからインバウンドの需要拡大や、海外への熊本発信のきっかけづくりをしていきたい」と意気込む。
営業時間は18時~翌2時。