サッカーJ2のロアッソ熊本を運営する「アスリートクラブ熊本」(熊本市中央区神水2)が2月8日、熊本シティエフエム(中央区辛島町)と協定を結んだ。協定式はアスリートクラブ熊本の藤本靖博社長、熊本シティエフエムの田上聖子社長が出席し、アスリートクラブ熊本で行われた。
ロアッソ熊本はクラブ創設20周年。J1昇格に向けて、熊本のみならず全国で応援し盛り上げることで、熊本に活力をもたらすのが狙い。
熊本シティエフエムは昨季11試合を中継したが、今季のホームゲーム全19試合を実況生中継する。「JCBAインターネットサイマルラジオ」も活用し、全国のサポーターにも生配信を行う。そのほか、応援番組の放送、ファンイベントなどを計画している。
藤本社長は「田上社長とは前職の熊本市で働いていた頃からの付き合いで、これまでもさまざまな話をして助け合ってきた。クラブ創設20周年という節目に、この協定を結ぶことができてうれしい。ロアッソの試合を気軽に聴いてほしい。ラジオを聴きながら観戦するなど選択肢も増えると思う。この協定をきっかけに、さまざまな展開ができれば」と意気込む。
田上社長は「J1昇格に向け、全国に発信して機運を醸成したいという思いから今回の協定を提案した。気軽に試合を聴けるからこそラジオは大きな役割を持つ。今後はアウェーの試合でも放送できるようになれば」と期待を込める。