「熊本インター下南部 オートバイ神社」が7月13日、「バルコムスクエア ワールドバイク 熊本」（熊本市東区下南部3）敷地内に設置された。

鎮座祭と食堂

　オートバイ神社は、ツーリングの拠点として地域活性化に貢献することなどを目的として、日本二輪車文化協会が認定している施設。大津町に続き県内2カ所目となる同所は、二輪・四輪事業を行うバルコム（広島市）が設置。ライダーが多い阿蘇山から天草に向かう国道57号沿いにある。熊本インターチェンジが近く、水前寺公園や熊本城などの観光名所も回りやすい立地で、周辺のにぎわいにつなげるのが狙いという。

　社殿の前には赤い鳥居があり、道路からも分かりやすくなっている。神社には絵馬やお守り、おみくじも用意しており、今後はオリジナルグッズの販売も検討しているという。

　同所には神社のほか、熊本の「馬肉」を使った料理を提供する食堂「馬肉豚肉食堂 UMATON」やツーリング途中の休息の場として休憩スペースも準備する。

　同協会理事の加藤稔さんは「熊本県は多くのツーリングスポットを持つほか、ホンダの工場やサーキットなどもあり、以前から二輪車との縁が深い地域。バイク振興が町の活性化につながれば。休憩スペースや食事もできるので、気軽に立ち寄ってもらえれば」と呼びかける。

　「UMATON」の営業時間は11時30分～19時30分。神社参拝は常時可能。