「江津湖花火大会」が8月24日、水前寺江津湖公園広木地区(熊本市東区江津1)一帯で開催された。
熊本市や自治会などでつくる実行委員会が主催し、夏の風物詩として多くの市民に親しまれている同イベント。今年も約13万6千人が訪れた。
当日打ち上げられた花火は1万発。目玉プログラムの一つで音楽に合わせて打ち上げる「ミュージック花火」では大玉が高く上がり、大きな音とともに輪が広がると、会場から大きな歓声が上がった。
同イベントに合わせ、交通手段や花火を見るのにお薦めの場所などが分からない人を対象に、熊本国際観光コンベンション協会が「観覧ツアー」を実施。県内外から27人が参加した。集合場所に集まった参加者は専用バスに乗り会場へ。間近で見ることができる専用席に座り、花火を楽しんだ。花火終了後は指定されたホテルに戻り、各自で熊本の夜の町を楽しんだ。
北九州市から参加した男性は「花火大会を調べていたら、江津湖花火大会を見つけた。観覧ツアーの情報も出ていて興味があり申し込んだ。会場の席はゆっくりと座ることができて、交通規制も気にせず誘導のオペレーションも素晴らしかった。来年も参加できれば」と話した。
中国・上海から参加した男性は「今回は福岡、高千穂、熊本の旅行で日本を訪れた。ツアーはSNSで知った。花火も綺麗でツアー内容もよく参加できてよかった」と笑顔を見せた。