和紙フェイクフード作家・西滝一彦さんの作品展「メガネのおじいちゃん展 in 熊本」が9月13日、下通商店街の商業施設「COCOSA(ココサ)」(熊本市中央区下通1)で始まった。主催はCOCOSA。
西滝さんが和紙で作ったフェイクフード作品を施設内の3カ所で展示する。西滝さんは大阪在住の78歳で、70歳を過ぎてから自己流で紙工作を始めた。「和紙フェイクフード作品を作り始めたのは、ちぎり絵用の和紙を譲り受けたことがきっかけ。色や質感がハンバーグや卵焼きに似ていたので、試しに作ってみたのが始まり」と話す。2019年、SNSに投稿した作品が注目を集め、SNSやテレビなどのメディアで「メガネのおじいちゃん」として紹介されるようになった。
10月5日には西滝さんが来館し、和紙フェイクフード作品「やきいも」を作るワークショップを開催するほか、展示作品の中から本物と和紙作品を見分けるクイズ「メガネのおじいちゃんからの挑戦状!和紙はどれでしょう?」を実施する。クイズの全問正解者先着100人には「メガネのおじいちゃん作品集」を進呈する。
西滝さんは「初めての九州での作品展。SNSで反響の大きかった作品から未発表最新作まで100点を超える大規模な展示をぜひ生で見て、びっくりしながら楽しんでもらえたら」と呼びかける。
開催時間は11時~20時。入場無料。10月31日まで。