イノベーションを創出する意欲のある熊本県内の企業を応援するピッチイベント「Kumamoto City Pitch」が9月24日、熊本市内2会場で開催される。
2会場は、本会場がくまもと森都心プラザホール(熊本市西区春日1)で、サテライト会場がびぷれすイノベーションスタジオ(中央区上通町)。成長意欲のあるスタートアップ企業の資金調達や事業マッチングを支援するため、ベンチャーキャピタルや金融機関、事業会社などにビジネスモデルをプレゼンテーションする場を設ける。趣旨に賛同するパートナー企業や地場企業とのオープンイノベーションの創出も目的とする。
今年から各回テーマを設定し定期的なピッチイベントを実施する。今回は3回シリーズの1回目で、テーマは「人事労務」。登壇するのは3社で、日本からワーキングプアをなくそうと地方労働市場の問題解決に取り組む「Compass」(神戸市)、企業と求職者が双方向でやり取りできる検索機能が特徴の求人マッチングサービスを提供する「インタラクティブ(沖縄県宜野湾市)、ビジネス取引に関わる雑務・庶務のコストを削減し、創造的な活動に集中できる時間を増やす提案をする「Tooon(トゥーン)」(中央区安政町)。
主催する熊本市経済観光局産業部起業・新産業支援課の姫野寛司さんは「さまざまなプレーヤーが出会う場にしていきたい。熊本のスタートアップの成長を加速させるとともに、地場企業とのオープンイノベーションなど、新たな産業・ビジネスが次々と創出されるような環境を整えていければ」と意気込む。
開催時間は18時~19時。定員は70人(会場=50人、サテライト会場=20人)。