熊本・中央区の餅店「米白餅本舗(よねはくもち)」(熊本市中央区水道町8、TEL 096-352-2367)が8月から、球磨の栗を使った「球磨栗大福」を販売している。
球磨特産の栗の渋皮煮と栗のクリーム餡(あん)を「ふわもち」食感のお餅で包んだ「球磨栗大福」
地元百貨店のイベント用に開発したという同商品は、熊本豪雨の被害が大きかった人吉球磨の支援のために作った。その後、店でも販売してほしいという声が寄せられ販売に至った。
球磨の特産である栗の渋皮煮と栗のクリーム餡(あん)を、栗の食感を生かすように「ふわもち」食感の餅で包んだ。餅には矢部の抹茶が練り込み、全て熊本の食材にこだわった。
4代目店主の田尻隆一郎さんは「客からはおいしいという声をもらっている。店も今年で111年目を迎えた。最近はフルーツ大福がトレンドとなっているが、カルチャーとして長く提供できるものを作り続けていきたい」と話す。
価格は1個300円。11月頃までの販売を予定。