各国の講師から言葉や文化が学べる交流イベント「インターナショナルカフェ」が9月3日、オンラインで始まった。主催は熊本市国際交流振興事業団（熊本市中央区花畑町4）。

オンラインでの交流イベント「インターナショナルカフェ」の様子と対面で行われた時の様子

　「国際交流の入り口として市民の方に海外をもっと身近に感じ知ってほしい」という思いから1995年（平成7）年に始まった同イベント。現在ではアメリカ、中国、韓国、イタリア、スペイン、フランス、ドイツの計7カ国の講師から言葉や文化、歴史、習慣、観光などが学べ、市内に住んでいる外国人との交流や国際経験豊かな経験者たちと気軽に会話することができる。

　これまで対面型で開催していたが、新型コロナまん延防止等重点措置により、9月のスケジュールは完全オンラインでの開催を余儀なくされた。

　イベント担当の伊藤悦史さんは「苦肉の策だったが、これまで国際交流会館に出入りがなかった県外や海外の方から参加者が増えたのがうれしい」と話す。企画チーム主査の下田隆文さんは「できれば対面でやりたいが、オンラインでは現地の今をより正確に伝えることができる」とオンラインならではの魅力も挙げる。

　10月は、1日（イタリア）、5日（フランス）、12日（メキシコ）、14日（アメリカ）、15日（中国）、18日（韓国）、21日（アメリカ・韓国・ドイツの3カ国）、28日（ドイツ）、にイベントを予定する。進行は日本語と各国語で行う。オンラインのの参加費は無料。対面での参加費＝500円。