
熊本市中心商店街のサンロード新市街(熊本市中央区新市街)で3月29日、「防災フェア」が開催される。
主催は熊本市危機管理防災部・防災対策課。いつどこで起こるか分からない自然災害に備えて、防災の知識を深めてもらうのが狙い。熊本市と災害発生時に相互に協力する「災害時連携協定」を結んでいる熊本シティエフエム(中央区辛島町)と一般・大学生・高校生ボランティア25人が運営する。
会場では、気象台による竜巻や雲の発生実験体験、九州電力送配電による災害時における充電機の紹介、NTT西日本による災害用伝言ダイヤル171体験のほか、自然災害のパネルの展示など計13団体が出展する。
「もしもの時に役立つ防災グッズを作ろう」と題したワークショップコーナーでは、防災キャンドル作り、防災パンのオリジナルラベル作り、防災のお菓子ポシェット作りを行う。
ステージでは、お笑い芸人の土佐兄弟のトークショーを行うほか、スタジオH3のダンス、国府高校吹奏楽部、高平台なかよし合奏クラブによる演奏を披露する。
出展・ワークショップコーナーを回って集めるスタンプラリーも同時開催。8つのコーナーを回った人は、「もしもの時のための備蓄品」などが当選する抽選会に参加できる。
同社まちづくり推進部の福島弘樹さんは「自然災害に備えて、今何が必要なのか『備え』について考えるきっかけになれば。気軽に立ち寄ってもらいたい」と呼びかける。