マルシェや音楽ライブ、SUP(サップ)や花のワークショップなどが楽しめる公園ピクニックのイベント「江津湖リビング」が10月24日、熊本・東区「水前寺江津湖公園」の斉藤橋付近(熊本市東区神水本町)で開催される。
主催は「くまもと江津湖魅力化推進協議会」。同会は、2016年の熊本地震からの復興会議をきっかけに発足。熊本の都市公園「水前寺江津湖公園」に着目し、公園利用で街を元気にする目的で、地域の企業や住民が集まった。
公園管理者の熊本市・公園課と協議を重ね、2018年の5月には1回目のイベント「江津湖リビング」を開いた。以来、「緩やかで、日常的な賑わいの場」を目指し、清掃活動や防災をテーマにしたキャンプ、湖のロケーションを生かしたSUP(サップ)など、さまざまなテーマでイベントを重ねてきた。
前回、春の開催を予定していた同イベントは、コロナ禍で中止となり、今回で5回目の開催となる。
同会代表で、建築会社「コムハウス」を経営する田中誠一さんは「全国的に数少ない、湧水のある都市公園の江津湖で、何かできないかと思い始めた。会社としても協議会に協賛し、仲間もイベントスタッフとして参加しているが、来場者の笑顔に毎回多くの元気をもらっている。今回も地域の人と、一緒に笑顔になるイベントにしたい」と話す。
「マルシェやライブ、ワークショップの出店者や参加者は、来場者とのコミュニケーションを大切にする人ばかり。ぜひレジャーシートを持って、江津湖のほとりで有意義な時間を楽しんでほしい」とも。
開催日=10月24日。開催時間は10時~16時。雨天時は10月31日に延期を予定。来場には公共交通機関の利用を呼びかける。