
一般社団法人転回社(中央区国府1)の公演「鶴子の一生」が7月19日・20日、益城町文化会館(益城町木山)で行われる。
同法人は、2001(平成13)年に劇団第七インターチェンジの制作団体として設立。2015(平成27)年からは、元劇団四季の小松野希海さんをプロデューサーに迎え、演劇やミュージカル、コンサートのほか、学校での芸術鑑賞公演などを行っている。
今回の作品は、益城町出身の矢嶋鶴子の生涯を描く。矢嶋は、「四賢婦人(しけんふじん)」と呼ばれる幕末から明治にかけて活躍した4人の女性教育者、竹崎順子、徳富久子、横井つせ子、矢嶋楫子の母。主演も務める小松野さんが、激動の時代における子育てや家族の姿を描き出す。
小松野さんは「益城町からこんなにも偉大な人物が育ったことを知ってもらいたい。子育て中の方にもヒントになるような、見応えある内容に仕上がっている。世代を問わず、多くの人に楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。
開演時間は、19日=14時・19時、20日=14時。料金は、一般=2,500円、高校生以下=1,500円。