
親子向けイベント「HAPPY PARK(ハッピーパーク)」が7月5日・6日、グランメッセ熊本(益城町福富)で開催された。主催は任意団体「HAPPY PARK プロジェクト」。
同イベントは、子育て中の母親によるハンドメード作品の発表の場として2019年に「マルシェ」として始まった。今年は「ハピパで見つけよう!未来につながるわくわく体験を」をテーマに、2日間で延べ約200ブースと18台のキッチンカーが出店。家族連れを中心に約1万人が来場した。
会場では、「体験」「ハンドメード」「ワークショップ」「企業」「フード」の5ジャンルに分かれたブースが並んだ。体験ブースでは跳び箱を使った体操教室やトランポリン体験、子ども向けのメークやヘアアレンジが行われ、にぎわいを見せた。
「Natural craft」のブースでは花のミニアレンジ制作、「木工房 木っ葉(こっぱ)」では木の手形作りやゴム鉄砲工作のワークショップを行った。企業ブースでは、セルモグループの写真スタジオ「スタジオプリマ」が出展。来場者は衣装を選び、美容専門学校の生徒によるヘア&メークや、プロのカメラマンによる撮影を体験した。
ハンドメードブースでは、キーホルダーや革小物、アクセサリー作りのワークショップなどが集まり、参加した子どもたちはスタッフの指導を受けながら真剣に取り組んでいた。完成した作品を親に見せて喜ぶ姿も多く見られた。
屋外エリアには、カレーや唐揚げ、クレープ、スムージー、レモネードなどを提供するキッチンカーが並び、参加者は親子で食を楽しんでいた。
同団体代表の小田川望さんは「子どもがわくわくするような体験を通して、多くの人に楽しんでもらえた。今後も地域全体で子育てを支える環境づくりや、地域経済の活性化につながるイベントとして育てていきたい」と話す。