
ダイニングバー「そざい家 ナデシコ」(熊本市中央区草葉町、TEL 070-9242-4114)が熊本・草葉町にオープンして、7月27日で2カ月がたった。
運営は、海産物の生産・加工・販売を手がける「クリエーションWEB PLANNING」(天草市)。自社で養殖する「やまと車エビ」や、提携する地元漁師などから仕入れる新鮮な魚介を使った料理を提供する。
店主の深川沙央さんは「天草の生産者と築いたネットワークを生かし、熊本の『海の魅力』を体験できる場をつくりたかった」と話す。オープンに向けては、自社加工場で飲食店向けに1次・2次加工を行い、料理だけでなく器や照明、音楽、接客も含め「五感で味わうダイニングバー」を目指したという。
店舗面積は約12坪。1階にカウンター席6席、テーブル席4席、2階にテーブル席15席とキッズスペースを設ける。メニューは、「車エビちり」(1,200円)、「車エビのシュリンプカクテル」(1,000円)、「車エビ天むす」(380円)などの車エビ料理を中心に、「刺身盛り合わせ」(1,000円~)や「マアジのカルパッチョ」(1,200円)などもそろえる。
深川さんは「生産者の顔が見えるからこそ、素材の味をそのまま感じてほしい。派手さはなくても、記憶に残る味を提供できれば。隠れ家的な空間で、ゆっくりと楽しんでもらえたら」と呼びかける。
営業時間は17時~23時30分。