熊本歯科衛生士専門学院(熊本市中央区坪井2)で11月23日、文化祭「第12回 熊歯衛(ゆうしえい)祭」が開催される。
今年のテーマは「楽しみながら歯の健康について学べる」。学生会メンバー21人が企画から運営までを担う学生主体のイベントで、ステージイベントや体験コーナー、ブース出店などを行う。
目玉企画は、同窓会の歯科衛生士による「口エステ体験」。専門的な技術を間近で見られるほか、無料で歯のクリーニングを受けることができるという。
出店ブースでは、学生の実習先となっている障害者支援施設で製造された菓子や雑貨、市内の菓子店「林檎堂」のリンゴ飴(あめ)のほか、たこ焼き、焼きそばなどの飲食メニューも販売する。
ステージでは、各学年の代表者が技術を競う「印象材練和コンテスト」を実施。制限時間内に正確で美しい練和(適切な硬さになるよう練る作業))ができるかを競い合う。
体験コーナーでは、「歯の謎解き体験」「赤染め体験」「歯型取り体験」など、歯に関連した企画をそろえる。
同学院の紫藤美香係長は「歯の大切さを改めて感じてもらい、歯科衛生士の仕事の魅力にも触れてほしい。子どもから大人まで楽しみながら歯の健康について学べる内容になっている。学生の明るい笑顔あふれる会場で、楽しい時間を過ごしてもらえたら」と来場を呼びかける。
開催時間は11時~15時。