チャリティーキャンペーン「誰もがサンタ。Santa All Stars」の寄付金贈呈式が12月20日、鶴屋百貨店(熊本市中央区手取本町)で行われた。
同キャンペーンは、同百貨店が来店客に代わって熊本県内の子どもたちへ寄付を行う取り組み。2014(平成26)年から実施し、今年で12回目。今年は県内の養護施設で暮らす子ども688人に向け、300万円を熊本県養護協議会へ贈呈した。
贈呈式では、同百貨店社長の福岡哲生さんが「11月23日から年末までに約95万人の来店を見込んでいる。屋上での野外シネマ上映会『ほしぞらシネマ』や音楽イベント『音楽のおくりもの』など多くの人に楽しんでもらえたら。全ての子どもに楽しいクリスマスを過ごして輝かしい新年を迎えてもらいたい」とあいさつした。福岡さんは同協議会長の堀浄信さんに目録を手渡し、堀さんから感謝状を受け取った。
その後、来店者のエピソードを集める「プチハッピーツリー」に寄せられた約3000件のメッセージの一部を紹介。保育園年長児10人と大人2人で構成する「鶴屋保育園エンジェリア」が「ジングルベル」「あわてんぼうのサンタクロース」を披露した。熊本県営業部長兼しあわせ部長のくまモンもダンスや曲を披露し、ステージバックパネルにメッセージを書くなど、会場を盛り上げた。